石油ファンヒーターは、灯油を機械的な仕組みにより気化させて、それを空気と混ぜたガスにしてそれを燃焼させます。部屋を暖める速度も速いです。
また、エネルギー源としては安価な灯油を使いますので光熱費のコストパフォーマンスも高い暖房器具となります。
また、燃焼に伴い水蒸気が発生するため、室温が上がっても空気が乾燥しにくいというのも長所といえます。
その一方で、石油ストーブ同様に、燃焼によるガス(一酸化炭素)が発生することになりますので、一定時間ごとに空気の入れ替えをする必要があります(FF式の場合は不要)。
また、ファンヒーターは温風を下から出す仕様になっているため、床のほこりなどを巻き上げてしまうというのも問題です。
灯油の保管や補給などで手間がかかるほか、事故などにも注意する必要があります。
石油ストーブと比べると危険性は低いですが小さな子どもがいるような場合は、燃焼によって発生する熱で火傷をしないように柵を設けるなどの安全対策を講じる必要もあるでしょう。
経済性(光熱費・ランニングコスト) | ★★★★★ |
イニシャルコスト(導入コスト) | ★★★ |
速暖性(あたたまる速さ) | ★★★★ |
全体暖房性能 | ★★★★ |
部分暖房性能 | ★★ |
環境・空気(換気性能) | ★★ |
手間・使い勝手 | ★★ |
安全性 | ★★ |
節電効果 | ★★★★ |
上記の評価は個人的な評価となっております。機器の年式などによっては必ずしも上記の通りとはいえない場合もあります。 |
石油ファンヒーターの購入を検討されている方にお役立ちリンクを紹介します。
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以下では、石油ファンヒーターをより効率的に活用するための活用方法や注意点などを説明していきます。
エアーフィルターや温風空気取り入れ口、温風吹き出し口などは、1週間に一度以上は掃除をするようにしてください。長期間放置するとほこりが貯まって故障の原因になります。
石油ファンヒーターをしまう際は、まず灯油を使い切りましょう。そして空気取り入れ口などのホコリを掃除機で吸出して掃除した上で、できるだかホコリが付かないようにカバーなどをして水平な場所に保管します。
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