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テントでストーブを使えるかは、器具だけで決まりません。 器具の説明書とテント内使用の追加注意書、テントメーカーの使用条件、キャンプ場の規則がすべて合うことが必要です。 ストーブ側にテントでの案内があっても、火器を禁止するテントへ持ち込むことはできません。
器具、テント、キャンプ場の順に確認する
- 器具の銘板で型番を確認し、当該型番の説明書と追加注意書を読む。屋外対応という表示だけでテント内も使えるとは判断しない。
- テントの説明書で燃焼器具の使用可否と条件を確認する。壁の材質や煙突穴の有無だけで判断しない。
- キャンプ場の火器規則を確認し、指定された離隔距離と換気、地面の条件を実際の設営で満たせるか確かめる。
いずれかが禁止している場合や、必要な条件を確認できない場合は使わないでください。 例えばDODの公式FAQは、テント内の火器使用を原則として禁止し、一部製品について開放条件を別に示しています。 「キャンプ用のテント」という分類だけで、同じ使い方ができるわけではありません。
コロナSZ-F32Aは追加注意書まで確認する
コロナOUTFIELDのSZ-F32Aは、メーカーの現行製品ページからテント内の使用条件へ案内されている石油ストーブです。 燃料は灯油で、カセットガス式ではありません。 屋外や風の当たる場所での使用は禁止されており、開放されたサイトで風を受けながら使う機種でもありません。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 暖房出力 | 3.19kW |
| 置台を含む大きさ | 幅355×奥行355×高さ475mm |
| 質量とタンク | 6.3kg、3.8L |
| 点火 | 別売の点火用ライター。点火装置は付いていない |
購入時は本体が含まれるかを確認してください。 収納バッグ、反射板、ゴトクだけの商品もあり、付属品を含むセットでは総額が変わります。 ここで示す使用条件はSZ-F32Aとコロナの追加注意書に基づくもので、別メーカーの器具には当てはめられません。
フィールドベージュのストーブ本体が対象です。付属品と燃料は販売先で確認し、テント側を含む使用条件を守ってください。
Amazonで商品名と型番を検索 / 楽天市場で商品名と型番を検索換気だけでなく床と周囲、天候も条件になる
| 項目 | 必要な条件 |
|---|---|
| 換気 | 通気口を開け、使用中は1時間に1〜2回、1〜2分の換気も行う。換気できない状態では使わない |
| 床とインナーテント | フロアシートを取り外して地面を出す。ストーブ使用中はインナーテントを取り付けず、その中でも使わない |
| 距離 | 幕の内側と周囲の可燃物、上方から100cm以上離す。出入口の100cm以内へ置かない |
| 地面と風 | 水平で安定した地面に設置。台の上、雪上、風の当たる場所では使わない |
| 天候と標高 | 降雪時や幕が凍結した状態では使わない。標高1000m以上では使わない |
| 燃料と火器 | テント内に予備の灯油、着火剤、ガスボンベなどを置かない。ほかのストーブやこんろ、バーナーなどの燃焼器具を併用しない |
| 人の見守り | 就寝時、離席時、人目が届かないときは消火を確認する |
耐熱マットを敷くことだけで、フロアシートを外す指定の代わりにはできません。 同様に、CO警報器を置くことも、換気や使用場所の条件を省く理由にはなりません。 ストーブが使えるようにテントを囲い直したり、換気口をふさいで暖かさを保とうとしたりしないでください。
本体幅35.5cmより大きな空間が必要になる
SZ-F32Aの置台の幅は35.5cmです。 左右に各100cmを足すと235.5cmとなり、器具が置ける床の広さだけでは設置場所を判断できないことが分かります。 傾斜した幕は上へ行くほど近くなるため、床の幅だけでなく上方と斜め方向の距離も確かめてください。
出入口の位置、人が歩く場所、荷物を置く場所も必要です。 強風で幕がたわむ、雨や雪で通気を維持できないなど、条件を保てなくなる場面では使用を続けられません。 就寝用の空間をインナーテントで区切りながらストーブも使う計画は、この追加注意書の条件に合いません。
持ち出す前に運搬、給油、点火の準備をする
SZ-F32Aを運ぶときは、タンク内の灯油を抜き、付属の燃焼筒押えで燃焼筒を固定します。 使用前には押えを外し、水平と燃焼筒の座り、対震自動消火装置を説明書の順に確認してください。 点火用ライターは別に用意し、マッチで点火しないでください。
燃料はJIS1号灯油を使い、ガソリンや不良灯油を入れないでください。 給油は消火して十分に冷えてから、火の気のないテントの外で行います。 予備燃料をテント内へ置かず、運搬と保管には灯油用の容器とその注意表示に従ってください。
寝る間の防寒は寝袋と断熱マットで用意する
起きている間に使える組み合わせでも、就寝中の使用は別です。 コロナの注意書は、寝るときやテントを離れるときの消火を指定しています。 夜間の防寒は、予想気温に合う寝袋、防寒着、地面からの冷えを抑えるマットで備え、点火したまま眠る計画にしないでください。
防災用として考える場合も、避難所や仮設のテントで同じ使用が認められるとは限りません。 管理者の火器規則と設置条件を確認し、燃焼器具を使えないときの備えも持ちます。
薪ストーブも煙突穴だけでは組み合わせを決められない
薪ストーブでは、テント側がその使用を認めることに加え、ストーブ、煙突、支持部材と通過部の条件をそれぞれ確認する必要があります。 煙突を外へ出せる形状だけで、どのテントでも使えるとは判断できません。 メーカーが定める組み合わせと開放条件を確認し、部材の自作や説明書にない改造を前提に選ばないでください。
本体とテント側の条件を直接確認する
- コロナSZ-F32Aの製品情報:型番、寸法、燃料と点火方法。
- コロナのテント内使用の追加注意書:換気、フロアシート、インナーテント、距離、天候、燃料と消火。
- DOD公式FAQのテント内の火器使用:原則の禁止と、製品によって異なる条件。
- SZ-F32Aの取扱説明書:印刷ページ1〜2の注意、4の運搬、5〜8の燃料と使い方。
