エアコンの暖房性能や他の暖房器具との比較、選び方

エアコンは、ヒートポンプで室外の熱を室内へ移して暖房する器具です。

居室を長時間暖める用途では効率を発揮しやすく、燃焼しないため室内で一酸化炭素を出しません。

ただし、外気温、住宅の断熱、機種の省エネ性能、フィルターの汚れ、室外機まわりの状態で電気代と暖まり方が変わります。

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エアコンの暖房としての5段階評価

エアコンの強みは、電気をそのまま熱に変えるのではなく、熱を移動させて暖房する点です。

資源エネルギー庁も、ヒートポンプは室内外で熱を移動させる仕組みで、少ないエネルギーで冷暖房につながると説明しています。

一方で、エアコンが「どの家庭でも最安」を意味するわけではありません。

外気温が低い地域、断熱が弱い部屋、能力が不足している機種では、設定温度に届くまでの電力消費が増えます。

エアコンは燃焼しないため室内の空気を汚しにくい暖房ですが、空気の循環で乾燥を感じやすい場合があります。

湿度、気流、足元の冷えを見ながら、加湿器、サーキュレーター、厚手のカーテンを組み合わせると使いやすくなります。

短時間だけ足元を暖めたい用途では、電気ストーブやこたつのような部分暖房のほうが総額を抑えられる場合があります。

経済性(光熱費・ランニングコスト) ★★★★★
イニシャルコスト(導入コスト) ★★
速暖性(あたたまる速さ) ★★★
全体暖房性能 ★★★★★
部分暖房性能
環境・空気(換気性能) ★★★★
手間・使い勝手 ★★★★
安全性 ★★★★★
節電効果 ★★★★
上記の評価は目安です。機種の省エネ性能、外気温、断熱、部屋の広さ、設定温度で変わります。

 

エアコンのメリット

  1. 居室を長時間暖める用途で効率を発揮しやすい
  2. 室内で燃焼せず、一酸化炭素を発生させない
  3. 部屋全体を暖める用途に向いている
  4. 省エネ型製品情報サイトで機種ごとの省エネ性能を確認できる

冬の暖房としてエアコンは非効率と思われることがありますが、ヒートポンプ式のため電気抵抗式暖房とは性質が違います。

 

エアコンのデメリット

  1. 空気の循環によって乾燥を感じやすい
  2. 機器代金が他の暖房器具より高額(イニシャルコストが高い)
  3. 室外機を設置するスペースが必要
  4. 外気温が低い地域では効率が下がる場合がある
  5. 停電時には使えない

 

エアコンで部屋が暖まらないという方へ

  1. フィルターにほこりがたまっていないか確認する
  2. 室外機の吹出口、吸込口、周辺に物を置いていないか確認する
  3. ドレンホースの排出口がふさがれていないか確認する
  4. 部屋の広さと断熱に対して能力が不足していないか確認する
  5. 暖かい空気が天井付近にたまっている場合は、サーキュレーターなどで空気を循環させる

 

エアコンの購入について

エアコンの購入を検討されている方にお役立ちリンクを紹介します。

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エアコンの暖房活用テクニック

以下では、エアコンをより効率的に活用するための使い方と点検項目を説明します。

エアコンのフィルターはこまめに掃除をすること

資源エネルギー庁は、エアコンのフィルターを月に1回か2回清掃する省エネ行動を示しています。

フィルターが目詰まりすると風量が落ち、同じ室温にするまで余計な電気を使いやすくなります。

自動掃除機能付きの機種でも、ダストボックスや内部の手入れが必要な場合があるため、取扱説明書を確認します。

エアコンのルーバーは暖房時は下向き

暖かい空気は上にたまりやすく、冷たい空気は足元に残りやすい性質があります。

暖房時は風向きを下向きにし、足元へ暖気が届くようにします。

部屋の上下で温度差が出る場合は、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させます。

室外機と電源まわりの点検

NITEは、エアコンの試運転前後の確認として、専用コンセントの使用、電源プラグやフィルターのほこり、室外機周辺、ドレンホース排出口を挙げています。

延長コードの使用、電源コードの継ぎ足し、自己流の配線工事は発火につながる場合があります。

室外機の前後や上に物を置くと、冷暖房の効果が下がります。

参考:資源エネルギー庁「無理のない省エネ節約」省エネ型製品情報サイトNITE「早めのエアコン試運転」

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