電気ストーブ / 暖房器具比較

電気ストーブは電気の力で部屋を暖める電気式の暖房器具です。ここでは、狭義に軽量小型タイプのニクロム線を利用したタイプの電気ストーブについて解説していきます。
発熱体に「ニクロム」という合金を使いそれを石英管で覆うタイプで、左の写真のようなものです。部屋全体を暖める暖房器具ではなく、輻射熱を直接人に当てることであたためます。

トイレや脱衣場、洗面所に適した暖房器具」などでも書いたとおり、トイレや脱衣場など一時的に暖房が必要な場所で短時間使用するというのがオススメの利用法です。

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電気ストーブの暖房としての5段階評価

まず、電気ストーブだけで部屋を暖める効果は期待できないので基本的にはポイント使いとなります。例えば、寒いキッチン・お風呂場(脱衣場)などでちょっと使うときに優れています。基本的にはスイッチオンですぐに暖まる上、燃焼を伴わないため部屋の空気もクリーンなままです。
機器代金もさほど高額ではありません。

一方で暖房効率(エネルギー効率)は灯油・ガスと比較して悪いので、あくまでも主要暖房はエアコンや灯油・ガス式暖房器具を使い、ちょっと短時間の利用に使うポイント使いが適切です。

経済性(光熱費・ランニングコスト) ★★
イニシャルコスト(導入コスト) ★★★★★
速暖性(あたたまる速さ) ★★★★
全体暖房性能
部分暖房性能 ★★★★
環境・空気(換気性能) ★★★★★
手間・使い勝手 ★★★★
安全性 ★★★
節電効果 ★★
上記の評価は個人的な評価となっております。機器の年式などによっては必ずしも上記の通りとはいえない場合もあります。

 

電気ストーブのメリット

  1. 速暖性が高い
  2. 機器代金が安い
  3. 空気を汚さない

すぐに温まるのはメリットといえます。着替えの間だけといったような短期的な使い方に有効です。空気を汚さない(排気を出さない)ので、狭い場所や空気の循環が悪い場所でも使えます。

 

電気ストーブのデメリット

  1. 消費電力が大きいので長時間使うと光熱費が高くつく

エネルギー効率は悪いです。同じ温かさを得たいのであれば、石油ストーブなどを利用するほうが燃費(燃料代)はよいです。

 

電気ストーブは火事・火災に注意

暖房器具に関する火災において出火原因として最も多いのはこの電気ストーブによる火事です。衣服などの可燃物への引火やエアゾール缶があたたまり破裂・火災となることがあります。

 

電気ストーブの購入について

電気ストーブの購入を検討されている方にお役立ちリンクを紹介します。

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